「発想の転換」で世の中へインパクトを与える。

●「発想の転換」とは「新たな価値の創造」

  せっかく洋服を購入したけど、汚れが気になって気軽に着用できない    ――たとえば、こうした固定概念や常識を覆したい。
  人々の生活の根幹をなす衣食住の「衣」の部分を「発想の転換」によってとらえ直していくこと。 それこそが、ホワイトマジックの存在意義に他なりません。
  ここでは衣類に対するホワイトマジックの思いを紹介しましょう。
  古来から日本には着物を代々親から子へ、子から孫へと伝えていくという習慣が存在します。ヨーロッパでも同様に生活習慣や文化とともに受け継がれていく特別な衣服があるといいます。洋の東西を問わずに連綿と続くこうした習慣の根底に流れているのは、人々の「特別な思い」。
すなわち、購入した時や最初に身につけた時に感じる
‘心が豊かになる思い’、あるいは
‘着ているうちに愛着が出て、いつまでも大切にしたい気持ち’です。
  ホワイトマジックは、こうした‘思い’や‘気持ち’を具現化するための「仕組みづくり」「技術開発」「サービスの徹底」に注力してきました。 そしてこの姿勢は今後も変わることがありません。日々の活動の隅々にまで「衣類に対する特別な思い」を込めること。まずは私たち自身が実践することからはじめます。  

●「クリーニングからクリニックへ」

  ホワイトマジックは、「クリニック発想」をもって クリーニング業界を変革したいと考えています。
  クリニックとは、診療所のこと。医師が病気やケガの症状ごとに適切な処置を施すように、私たちは衣類の汚れやシミの程度に応じて的確な処理を行なうのです。考えてもみてください。人々はクリーニングに「汚れをきれいに落とすこと」を求めています。にもかかわらず、日本のクリーニング業界を見渡してみると残念なことに「汚れとシミ」の区別ない処理あるいは技術を持たない取次店による画一的なサービスが氾濫していると言わざるをえません。このままでは、クリーニングに対するお客様のイメージが悪くなる一方でしょう。
  お客様が本当に求めているのは何か?クリーニング業界の本当のサービスとは?人々から広く支持され続けるために、私たちは自らの存在価値を、また業界全体の将来像を懸命に模索した結果、「クリニック発想」にたどりつきました。これまでのクリーニング業の枠組みや常識から一定の距離を保ち、まったく違った視点から「衣」の本質に取り組んでいきます。

●何よりも優先するのは顧客満足

「満足づくり」「真心づくり」「人づくり」

  ホワイトマジックの経営理念はこの3つの言葉に集約されます。
  順を追って説明しましょう。 まず「満足づくり」とは、お客様から「ホワイトマジックでなければダメだ」と常に指名される状態をつくることです。 お客様に信頼されて友人・知人をご紹介いただけるロイヤリティこそが顧客満足度を計る唯一絶対の基準であり、その実現のために欠かせないのが「真心づくり」。真心とは、衣類に対するこだわり、すなわち私たちの姿勢そのものです。どんなに優れた技術やノウハウを持っていても「衣類に対する人それぞれの思い」を大切にする心が欠落していれば真のサービスとは呼べません。 サービスの基本をひたむきな姿勢で追求することを「真心づくり」とします。
  最後に、これら2つの経営理念を実現させるためには、 ホワイトマジックに関わるすべての人が夢を持っていることが理想だと考えます。ホワイトマジックという会社は、自己実現するための「実学の場」。会社の存在価値を逸脱しない範囲で、参画した人たちと相互に可能性を追求したい。「人づくり」によって事業領域を広げていきたいと私たちは願っています。

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